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成川マール|
シラスガマ|
牛ノ浜構造線|
重富層貝化石|
熊本地震|
平崎地すべり|
熊本城|
大谷崩|
会議出張・その他
成川マール
指宿市成川は「隼人が用いた土器・成川式土器」の標識地として有名である。弥生後期から古墳時代まで使われていたらしい。そのことは知っていたが、ここが活火山と認定されたマールだったとはうかつにも気づかなかった。そこで、元日に山川フラワーパークに行く途中、写真撮影をした。(2015/1/1)
シラスガマ
ガマとは鹿児島弁で壕のことである。シラス(非溶結の入戸火砕流堆積物)は柔らかくて手掘りが出来るから、昔から壕が作られてきた。霧島市前田市長宅にはガマがいくつもあり、応接間や物置などに使われている。シラス崖面は、夜にはスクリーンとして使えるとのこと。一度見てみたいものだ。(2016/4/11)
牛ノ浜構造線
ここ牛ノ浜は、昔、仏像構造線に対比される牛ノ浜構造線があると言われていたところである。残念ながらその露頭は護岸堤防で隠されたが、今日は干潮で海底が広く露出している。石灰岩の岩体が完全に見られた(写真中央)。頁岩・チャート・緑色岩などのメランジュだが、この石灰岩があることから、三宝山帯、つまりジュラ紀付加体とされている。(2016/6/2)
重富層貝化石
鹿児島県地学会の白銀坂巡検があった。30名近くの参加者があり、盛会だった。白銀坂は史跡だし、国立公園の中、石をたたくわけにはいかない。しかし、大勢だと、転石の中から淡水性の貝化石と葉っぱの化石が見つかった。(2016/6/5)
熊本地震
4月14日熊本地震があった。益城町では震度7を2度経験、家屋倒壊・道路決壊・土砂崩れなど甚大な被害があった。現在、各研究機関や学会で調査が行われている。そのうちの布田川断層トレンチ調査の現場を見学させていただいた。2mも左横ずれしたところである。掘ってみると、正断層性の縦ずれも大きいことが分かった。(2016/6/15)
日奈久断層
今回は日奈久断層のトレンチ現場を見学した。直前に小学校の見学会があった由。断層面には横ずれを示す条痕があったそうだが、もう乾燥していてよく分からなかった。(2016/7/19)
平崎地すべり
南さつま市坊津町で地すべりが多発、国道226号に影響が出ているとのこと、見学に行った。そのうち、平崎地すべりは防災科研の地すべり分布図にも載っているほどの大規模なものだ。変朽安山岩の地すべりである。ボーリングコアで見事なすべり面が捕捉されていた。フォアマンの腕がよほど良かったのだろう。(2016/7/20)
熊本城
全地連技術フォーラムが熊本城の近くであった。熊本城の地震被害は想像以上、ここは阿蘇4の火砕流台地とのこと、被害と溶結度などと関係が明らかになると良いが。もちろん、石垣の建設年代も関係するかも知れないが。(2016/9/8)
大谷崩
静大総合防災センターの巡検で、日本三大崩れの一つ、大谷崩を見学した。かなり緑が回復し、三大崩れとは思えない。それまで先人が苦労した結果なのだろう。(2016/11/30)
会議・講義・講演・その他
- 1月 鹿大噴煙火山ガス研究会(鹿児島)
- 1月 日本学術会議シンポジウム(東京)
- 2月 鹿大噴煙火山ガス研究会(鹿児島)
- 2月 鹿大防災センターシンポジウム(鹿児島)
- 3月 鹿大防災センターワークショップ(鹿児島)
- 3月 鹿児島県地質調査業協会理事会(鹿児島)
- 3月 桜島・錦江湾ジオパーク推進協議会総会(鹿児島)
- 4月 霧島ジオパーク推進協議会総会(霧島)
- 4月 防災地質研究所定期株主総会(鹿児島)
- 5月 鹿児島県地質調査業協会総会(鹿児島)
- 5月 九州応用地質学会総会
- 5月 鹿児島県地学会(鹿児島)…講演
- 6月 鹿大防災センターシンポジウム(鹿児島)
- 9月 桜島・錦江湾ジオパーク推進協議会総会(鹿児島)
- 9月 全地連技術フォーラム2016(熊本)
- 9月 桜島・錦江湾ジオ講座(鹿児島)…講演
- 10月 鹿児島県地質調査業協会技術講演会(鹿児島)
- 11月 静大総合防災センター研究会…講演
- 12月 九州応用地質学会合同役員会
- 12月 鹿児島県地学会総会(鹿児島)
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会議出張・その他
更新日:2016年12月3日