フンちゃん東奔西走(2014)
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赤色風化
長島行人岳への道路拡幅に伴って、赤色風化した安山岩が露出した。この赤色土壌はジャガイモなど特産品の生産に大いに貢献している。(2013/1/2)インパクトクレーター
えびの高原に行く県道1号線の新燃荘方面との分岐点近くに、2011年2月1日の新燃岳噴火に伴う噴石の衝突痕がある。幸い県道を外れたので、補修されずそのまま残っている。(2014/1/31)桜島北岳
桜島北岳麓の治山工事現場に出かけた。山頂付近？の火砕岩がよく見えた。(2014/3/3)日南層群
南大隅町の県道68号線で15日、土砂崩れがあった。海岸沿いの道である。その空撮に出かけた。海岸には日南層群のメランジュが露出しており、スランプ褶曲も見られた。(2014/5/21)阿多火砕流
県道20号線の吹上峠近くに、阿多火砕流堆積物が四万十層群を不整合に覆う露頭がある。鹿大博物館の働きかけで吹付工を止めて露頭が保全された。その後、露頭が草ボウボウになり、県地質調査業協会に苦情が来た。鹿大が働きかけたのを協会が尻ぬぐいするいわれはない。結局、道路維持課が草取りをしたのだろう。(2014/6/4)金津層
新潟大名誉教授島津先生の米寿祝賀会があり、翌日、石油の里の巡検があった。新大助手時代に歩いたところだから懐かしい。金津層のオイルサンドの露頭も残っていた。金津層は椎谷層相当層と言われてきたが、今では少し新しくなって西山層ぐらいなのだそうな。オイルサンドの燃焼実験も行われ、油臭を放って見事に燃えた。(2014/6/26)夏井海岸
志布志市夏井海岸にある国の天然記念物に指定された露頭である。阿多火砕流から入戸火砕流までのサクセッションがよく見える。(2014/9/6)宮城・岩手内陸地震
東大地質のクラス会で一関に行った。地質のクラス会だから巡検である。初日に磐井川の上流まで宮城・岩手内陸地震(2008, M7.2)の被災地に行った。左は落橋した祭畤大橋で、右は天然ダムを人工開削したところである。(2014/10/30)霧島連山
霧島ジオパークの再審査につき合った。霧島峠から霧島山がよく見える。一番右が高千穂峰、一番高いのが韓国岳である。(2014/11/5)
加久藤カルデラ
矢岳高原から見た加久藤カルデラである。川内川の段丘がよく見える。加久藤湖は最初は大淀川のほうに流れていたが、入戸火砕流が流れ込んだ後、川内川のほうに流れたそうな。(2014/11/5)
矢筈岳安山岩類
西回り自動車道の調査で出水市まで出かけた。櫓木川に橋を架けるという。露頭の良い海岸線を先ず歩いてみた。巨礫の入った凝灰角礫岩である。このマトリックスが赤色風化して、崩壊し、土石流を起こすのだろう。櫓木川はガレ沢で典型的な土石流渓流である。(2014/11/12)三島溶岩
三島市楽寿園の池である。本来なら湧き水の池があるはずなのだが、幸か不幸か渇水で約1万年前の三島溶岩がよく見えた。地下水汲み上げなど人為的な理由での渇水でなければよいが。(2014/12/13)会議・講義・講演・その他
- 1月 霧島ジオパーク推進連絡協議会臨時総会（霧島）
- 3月 霧島ジオパーク保全活用計画検討会（えびの）
- 3月 鹿児島県地質調査業協会理事会・総会（鹿児島）
- 4月 霧島ジオパーク推進連絡協議会総会（霧島）
- 4月 土砂災害防止の集い２０１４（鹿児島）…講演
- 5月 鹿児島県地質調査業協会総会（鹿児島）
- 5月 鹿大地学科同窓会（鹿児島）
- 5月 日本応用地質学会九州支部総会（福岡）
- 5月 鹿大防災センター防災セミナー（鹿児島）
- 9月 日本地質学会学術大会地質学史懇話会（鹿児島）…講演
- 9月 日本自然災害学会オープンフォーラム（鹿児島）
- 9月 土木学会土砂災害シンポジウム（鹿児島）
- 10月 日本技術士会鹿児島県支部CPD技術研鑚会（鹿児島）…講演
- 10月 鹿大防災センター防災シンポジウム（鹿児島）
- 10月 日本応用地質学会研究発表会（福岡）…ポスター発表
- 10月 (NPO)地質情報整備推進機構創立10周年記念シンポジウム（東京）
- 11月 霧島ジオパーク再審査（霧島）
- 11月 鹿児島県地質調査業協会技術講演会（鹿児島）
- 11月 鹿児島県地学会（鹿児島）
- 11月 鹿児島県地質調査業協会理事会（鹿児島）
- 12月 九州応用地質学会合同役員会（福岡）
- 12月 静岡大学総合防災センター研究会（浜松）
- 3月 霧島ジオパーク保全活用計画検討会（えびの）
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更新日：2014年12月14日