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阿多小学校|
元禄地震|
根反大珪化木|
鹿屋地下壕跡|
神川大滝|
荒川水位モニュメント|
浅間噴火供養碑|
垂水市土砂災害|
ウエストン碑|
佐川地質館|
地質情報展|
高知コアセンター|
牧野植物園|
トバ湖|
城ヶ島|
津波警告の碑|
串木野ちかび展示館|
会議出張・その他
阿多小学校
阿多カルデラはMATUMOTO(1943)が皇紀紀元2600年を記念して阿多王朝という古代王朝にちなんで名付けた。阿多という地名は南さつま市阿多にある。昔は南薩鉄道という私鉄の駅があった。しかし、ここには阿多火砕流は分布していないという。これは阿多小学校の正門である。さて、この石は阿多だろうか。(1/7)
元禄地震
江戸東京博物館にからくり展を見に行ったら、元禄地震(1703)時の道路亀裂が展示してあった。四谷御門外橋詰で発掘された由。(1/22)
根反大珪化木
義母を見舞いに行ったらすやすや安眠中。そこで、ひとっ走り特別天然記念物「
根反大珪化木」を見に行ってきた。新第三系四ツ役層中にある。降下火山灰に直立したまま埋まったのだ。直径2m、高さ6.4mという。この付近は姉帯・小鳥谷・根反の珪化木地帯と呼ばれ、多産するらしい。今は廃校となった旧根反小学校の校門が珪化木だった。(3/19)
鹿屋地下壕跡
数年前鹿屋で旧軍地下壕の陥没事故があった。その近くで工事があり、地下壕跡が露出したというので見に行ってきた。やはり閉塞していた。昔、同様な陥没現象があったのだろうか。(3/24)
神川大滝
鹿児島県錦江町(旧根占町)にある神川大滝である。阿多溶結凝灰岩からなる。溶結凝灰岩の下面、基盤との境界付近から小さな滝がたくさん出ている。溶結凝灰岩の割れ目を通じて水がしみ込み、地下水となったものだろう。(5/5)
荒川水位モニュメント
亀戸駅前にある荒川水位表示モニュメントである。現在の水位が電飾で示してある。 つまり、ここの地面は川の水位より低いことを意味する。標識には大正6年津波4.21m、昭和54年第20号台風3.30mなどと記されていた。文字通り下町であることを実感した。(5/28)
天明三年浅間噴火横死者供養碑
江戸川区の善養寺には影向(ようごう)の松で著名である。都内の名刹同様、ここにもいろいろな石碑がたくさんある。その中に「天明三年浅間噴火横死者供養碑」があった。蒲原岩屑流に伴う洪水で死者がここまで流されてきたのだ。地元の人たちが三回忌に建立したものだという。(6/4)
垂水市土砂災害
お盆休み、孫達と猿ヶ城渓谷に出かけた。途中、海潟漁港の近くで土砂災害の現場に出くわした。7月6日梅雨前線豪雨によってシラス崖が崩れたのだという。旧国鉄線路跡のカルバートをくぐって土砂が民家まで押し寄せたらしい。幸い人的犠牲はなかったとのこと。(8/16)
ウエストン碑
奥さん孝行で上高地に行ってきた。日本近代登山の父ウエストンのレリーフがあった。このレリーフを埋め込んだ石こそ、世界で一番若い花崗岩、滝谷花崗岩である。花崗岩は深成岩、地下深くで100万年前に出来た岩石が現在1,500mの高い標高に露出しているということは、日本アルプスの隆起速度がいかに大きかったかを示している。しかし、解説板にはそんなことなど一言も書いてない。(9/11)
佐川地質館
地質学会が高知であった機会を利用して佐川地質館に行ってきた。地元産の化石を陳列してある小さな博物館だろうと予想していたが、地球史の全貌がつかめるようによく工夫されたすばらしい地質館だった。(9/14)
地質情報展
産総研・地質学会共催の地質情報展が学会の前日から高知市内で開催された。オープニングセレモニーに出席し、見学した。準備に半年かかったという。見応えがあった。(9/15)
高知コアセンター
高知大学とJAMSTECのコアセンターが公開されるというので、早速もぐり込んだ。最新鋭の機器が揃っている。日本の地球科学発展に大いに寄与して欲しい。(9/15)
高知県立牧野植物園
地質学会をサボって牧野植物園を見学した。牧野富太郎の生涯と業績を紹介する充実した展示館もあったが、偶然企画展示室で「植物化石展」をやっていた。隕石から第四紀化石まですばらしい化石が展示されていたが、やはり地元横倉山や領石の化石が圧巻だった。(9/17)
トバ湖(トバ・カルデラ)
スマトラに10日間行ってきた。世界最大のカルデラ・トバ湖(写真)やトバ富士(シナブン火山)などを巡った。トバ火砕流は鹿児島のシラスとそっくりだった。(10/28)
城ヶ島
城ヶ島に行って来た。地質図学実習で学生達を連れてきて以来だから、実に40年ぶりである。自然は当時のままだが、三浦層群のとらえ方には大きな変化があった。学問の進歩を実感する。(11/5)
津波警告の碑
寛政3年9月4日高潮が深川一帯を襲った。そこで幕府は被災地を買い上げて空き地とし、その両端に「津波警告の碑」を2基建立した。これは平久橋袂の碑文である。(12/23)
串木野ちかび展示館
串木野の石油地下備蓄基地にある展示館を見て来た。建設時に多少関わったが、この写真の通り、割れ目の少ない良好な岩盤だった。展示館は当時の作業坑である。何回も通ったところだ。(12/27)
会議・講義・講演・その他
- 1月 (NPO)地質情報整備・活用機構理事会(東京)
- 1月 日独合同シンポジウム/第5回地質調査総合センターシンポジウム(つくば)
- 1月 地質・地盤情報研究協議会運営委員会(つくば)
- 1月 関東地質調査業協会第18回技術者のための新春の集い(東京)
- 1月 鹿児島県砂防事業等に係る検討会(鹿児島)
- 2月 鹿児島県土砂災害防止法検討委員会(鹿児島)
- 2月 某大学外部評価委員会
- 2月 第1回GUPI GEOSEEDS放談会(東京)
- 3月 GISコンソーシアム連絡会議(東京)
- 3月 日本情報地質学会シンポジウム(東京)
- 3月 鹿児島県花倉谷砂防検討委員会(鹿児島)
- 3月 第2回GUPI GEOSEEDS放談会(東京)
- 3月 鹿児島県文化財保護審議会(鹿児島)
- 4月 第1回GUPI GEOFORUM(東京)
- 4月 地質地盤情報協議会設立総会(東京)
- 4月 第3回GUPI GEOSEEDS放談会(東京)
- 4月 GISコンソーシアム連絡会議(東京)
- 4月 日大文理学部教員懇親会(東京)
- 4月 (NPO)地質情報整備・活用機構理事会(東京)
- 5月 九州応用地質学会評議員会・総会(福岡)
- 5月 (NPO)地質情報整備・活用機構理事会(東京)
- 5月 九州河川技術研修会(福岡)…講演
- 5月 日本応用地質学会総会(東京)
- 5月 東京地学協会総会(東京)
- 6月 (NPO)地質情報整備・活用機構総会(東京)
- 6月 第4回GUPI GEOSEEDS放談会(東京)
- 6月 Web-GISコンソーシアム総会(東京)
- 6月 日本情報地質学会総会(甲府)…講演
- 7月 地盤工学会研究発表会(鹿児島)…講演
- 8月 第2回GUPI GEOFORUM(東京)
- 8月 防災・減災フォーラム(鹿児島)…講演
- 8月 (NPO)地質情報整備・活用機構理事会(東京)
- 9月 鹿児島県砂防事業等に係る検討会(鹿児島)
- 9月 日本地質学会第113年学術大会(高知)
- 9月 全国地質調査業協会連合会技術フォーラム(名古屋)
- 10月 早稲田大学教員養成GP公開講演会(東京)…講演
- 10月 第2回地質事象百選選定委員会(東京)
- 11月 日本応用地質学会研究発表会(熊本)
- 11月 (NPO)地質情報整備・活用機構理事会(東京)
- 12月 第7回GUPI GEOSEEDS放談会(東京)
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更新日:2006年12月27日