鉱石展示室/国際大学/戦災と復興展/池めぐり/鹿大博物館特別展

鹿児島のご隠居(2014.08)


★鉱石展示室

 志賀鹿大名誉教授がご自宅の一室を一般に開放して鉱石展示室を開設された。伺って鉱石の三次元撮影をさせていただいた。大変見事な標本が展示されていたが、それを市民に普及しようとの姿勢にも敬服した。(2014/8/1)

★国際大学

 免許証の更新で谷山まで出かけた。ついでに国際大考古学ミュージアムの企画展「鹿児島城築城への道のり」を見学してきた。山城と平場の居館との組み合わせを近世まで堅持してきたのだそうな。(2014/8/6)

★戦災と復興写真展

 市立図書館に本を借りに出かけた。入口のところで鹿児島市の戦災と復興写真展をやっていた。当時、鹿児島には海軍基地があったから、徹底的に空襲で焼かれた。また、鴨池にあった動物園でも上野と同じように猛獣屠殺令が出されたことを知った。動物園側はやむなく鹿児島高農から麻酔剤をもらって先ず虎を殺したが、2時間ほど苦しんだので、電気ショックに変えた由。ところが、今度はワニには効かず困ったそうである。職員の苦悩と動物に対する哀惜が思いやられる。戦争はしてはならない。(2014/8/15)

★池めぐり

 朝、グラウンドゴルフをして汗びっしょりになったから、シャワーを浴びたが、まだ蒸し暑い。恐らく霧島は雨だろうと思ったが、避暑に行くことにした。途中、嘉例川の農家レストランで美味しいランチを食べて、えびの高原へ。案の定、霧島は霧だったが、雨は降っていなかった。半袖では寒いほど涼しい。ウツギが咲いていたが、韓国岳は見えない。もうヒグラシの鳴き声は聞こえず、ススキがチラホラ、既に高原は初秋である。(2014/8/16)

★鹿大博物館特別展

 鹿大図書館で鹿大博物館による「種子島にゾウがいた頃」という特別展をやっている。夏休みだからすいているだろうと、久しぶりに学食へ昼食に出かけ、特別展も見学した。昔、タネガシマニシンという魚化石が出たと聞き、ニシンのような北方系の魚が種子島にいるのを不思議に思っていた。今回の展示で、昔ニシンと記載されたものはシナドロクイという南シナ海周辺で見られる魚と知り、疑問が解決した。(2014/8/26)

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更新日:2014年8月26日