雷雨/ハイランド公園/長寿まつり/小さな秋/入来武家屋敷/ミズヒキ/敬老祝/沙防之碑/十五夜/富士山/胎内くぐり/樹空の森/武岡トンネル管理所

鹿児島のご隠居(2013.09)


★雷雨

 今日は断続的にものすごい雷雨、お昼過ぎ、バリバリッと落雷の音がしてブレーカーが飛んだ。3時頃小やみになったので出かけてみたら、団地の調整池に水が滔々と流れ込み、水が満々と湛えられていた。普段は雑草が生い茂っているところである。多少は河川のピーク流量調整に役立っているのだろう。ニュースでは市内で時間雨量最大58.5mmだった由。東市来では79.5mmにも達したとか。(2013/9/1)

★ハイランド公園

 午前中はものすごい雷雨だったが、午後は止んでしまった。散歩に出かけたら、日頃グラウンドゴルフをする公園が水浸し。ここの地下には貯水槽があって、雨水を貯めているから、比較的透水性の良いところなのだが。暗渠が落葉等で詰まったのだろうか。(2013/9/2)

★すこやか長寿まつり

 前夜台風が通過した。今日は第2回すこやか長寿まつりのグラウンドゴルフ大会である。てっきり中止だと思っていたら決行するという。雨具を持って半信半疑で出かけたら、台風一過の秋晴れ、雲も秋雲になった。濡れた芝生は打ちづらく、成績は散々だったが、ホールインワン賞をもらった。2日間で1900人が参加するのだという。鹿児島県は健康な長寿者が多い県の第5位だとのことである。冬でも運動が出来るからだろうか。(2013/9/4)

★小さな秋

 今日も晴れ、久しぶりに藺牟田池まで行き、飯盛山に登ってみた。海抜432mで霧島の半分にも満たないが、それでも涼しい。萩を見つけた。確実に秋が迫っている。(2013/9/5)

★入来武家屋敷

 帰途、入来の武家屋敷まで足を延ばす。先ず今度出来たという「武家茶房」によって抹茶をいただく。それから周辺を散歩したが、昔からの石垣と茅葺き門は立派だった(左)。元眼科医院だった民家を2億円出して復元し、観光の目玉にしようとしていた(右)。しかし、所詮復元、という感じはした。(2013/9/5)

★ミズヒキ

 市来貝塚から採ってきたミズヒキが、今年も咲いた。今日は33度という真夏日だが、確実に秋は忍び寄っている。(2013/9/13)

★敬老祝

 町内会から敬老祝を頂戴した。お茶と饅頭である。妻も仲間入りしたから、2人のところは同じもの2セットではなく、別のお菓子になっていた。今年の役員の方は気を遣ってくれているらしい。感謝。でもこの頃、お茶は香典返しでたくさんもらう。わが家はお茶が溢れている。そういう歳になったのだ。(2013/9/14)

★沙防之碑

 金峰町は早場米地帯として有名である。海岸には日本三大砂丘の吹上浜がある。ここでの稲作は飛砂との闘いであった。嘉永元年(1848)宮内善左衛門が私財300貫を投じて松を植えた。以来、明治に至るまで営々と植え続け広大な美林が育った。そこで、その功績を称える頌徳碑「沙防之碑」が大正14年(1925)東郷平八郎元帥揮毫により建立された。九州自然遊歩道(自転車専用道路)駐車場近くの松林の中にある。しかるに案内板も読めなくなっているし、取り付け道路も藪になっているから、探すのが大変だった。今の穀倉地帯を築いた先人の苦労を忘れたのだろうか。(2013/9/17)

★十五夜

 今日は十五夜である。雲もない。藺牟田池に映る満月でも見ながらお弁当でも食べることにして、夕方、急きょ出かけた。一羽だけ寝付きの悪い白鳥が餌をついばんでいる。宵の明星もよく見えた。(2013/9/19)

★富士山

 静岡大学総合防災センターの客員教授にさせられてしまった。昨日は御殿場で研究会、今日の午前中は巡検である。午後には、また大学で講演会がある。朝、ホテルの非常口から富士山がきれいに見えた。まだ雪はなさそうだ。(2013/9/21)

★胎内くぐり

 国の天然記念物「印野の溶岩隧道」である。複数の溶岩樹型と溶岩トンネルが組み合わさって出来たものという。溶岩樹型のところは特に狭い。四つん這いになるとズボンが汚れる。腕立て伏せのような恰好で、漸く抜け出ることが出来た。ヘルメットがなかったので、頭を打つ危険もあり、結構きつかった。さて御胎内くぐりをすると生まれ変わるという。赤子のような清浄な心になったであろうか?(2013/9/21)

★樹空の森

 ここは新しく出来た博物館様の施設である。富士山形成史のビデオがよく出来ていた。富士山頂測候所の展示もあった。(2013/9/21)

★武岡トンネル管理所

 1丁目付近に水神様が祀ってあると新聞に出ていたので、散歩がてら探しに来た。残念ながら見つからなかったが、こんなところに武岡トンネル管理所があった。この真下に新しいトンネルを掘っているはずである。確か、29日だったかが開通日だ。旧トンネルが出来たときに、これで渋滞が解消されるとのことだったのに、この数年、ますます人口の一極集中が続いており、渋滞が激しくなった。新トンネルが出来て救急車が数分早く到着出来るとニュースで報じていた。地方の病院を充実することが本質なのに、過疎が進行して、病院経営が成り立たなくなったから、救急車で鹿児島の大病院まで運ばなければならなくなったのだ。本末転倒である。以前、MAGロード(三重・愛知・岐阜環状線)の相談に乗ったとき、何故曲げてまで、岐阜大学病院の近くにインターを作るのか、騒音がうるさいではないか、と質問したら、病院があるからこそインターが必要なのです、無医村から患者を搬入するためです、との返事だった。国交省の土木屋さんを責めても仕方のない話で、この国のあり方に関わる大問題だと思ったことを思い出した。(2013/9/27)

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更新日:2013年9月27日