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鹿児島のご隠居(2013.06)


★新幹線

 九州応用地質学会は二次会・三次会までつき合わされるのが慣わし。新幹線全通しても泊まれという。翌日、ただ帰るのももったいないので、元寇防塁でも見学しようと思っていたが、生憎雨、やむなく午前中に帰る。窓の雨滴が水平に流れているではないか。自動車なら斜めなのに、水平とは、さすがに時速300kmは速い。(2013/6/1)

★アヤメ

 今日は雨模様、午後から少し上がったので温泉に行き、帰りに都市農業センターに回ってみた。黄色いアヤメが咲いていた。その他、大賀ハスやスイレンもきれいだった。(2013/6/2)

★唐湊の温泉

 午前中曇り気味だったのに午後から晴れてきた。遠出をしたいところだが、本の校正がある。市内の温泉で我慢することに。さて、どこに行こうか。昔、学生から聞いたことを思いだした。学生下宿街の上に見晴らしの良い温泉があり、桜島と鹿大キャンパスが一望出来るとのこと。ここで朝一番風呂に入り、大股を広げ、両手を広げて、桜島に向かって叫ぶと爽快と言っていた。気宇壮大なところがあったから、今では学位も取り、会社で大活躍をしている。ここの他と違っているところは眺望だけでなく、水中歩行用の温泉プールが付いていることだ。これにはちょっとビックリ。(2013/6/6)

★NHK

 いつもNHKは取材に来るのに、今日はスタジオに来て欲しいという。本港区に支局が引っ越してから初めて入ってみた。入口に「おかあさんといっしょ」のぬいぐるみが置いてあった。私の子供たちが小さかった頃一緒に見た番組だから長寿番組である。スタジオでは、1つの番組を作るのに大勢の若いスタッフが役割分担、楽しそうに働いているのが、印象に残った。廊下で顔見知りの若い女性スタッフとバッタリ。こんな時間に残業しているの、と聞いたら、仕事が好きですから、調べものをしています、との返事だった。老人クラブも楽しいが、こうした生き生きした若い人たちとつき合うのも楽しい。(2013/6/7)

★合唱コンクール

 今日は雨の日曜、中学の部活は休みと思っていたら、朝から合唱が聞こえてきた。少子化で教室が余っているのか、住宅側の教室は特殊教室にして、普通教室は反対側の棟を使っているから、普段は静かである。ここのところ毎日合唱が聞こえてくる。合唱コンクールでもあるのだろうか。中学生の合唱もなかなか良い。(2013/6/9)

★擬似紅葉

 今日は梅雨の晴れ間、蒸し暑い。青畳の部屋に寝転んで本を読んでいた。ふと庭を見たら、一瞬目を疑った。秋の紅葉に見えたのである。わが家の庭には普通のモミジと最初から赤いモミジとある。赤といっても暗赤色である。それが太陽を透かして見ると、本当に赤く見えたり、下の方は緑っぽく見えたりする。元々緑色が潜んでいるのだろうか。(2013/6/14)

★台風

 台風4号が鹿児島に上陸しそうとの予報の中、霧島市に用事で出かけた。もう熱帯低気圧に変わりそうな小型のものとはいえ、竜ヶ水付近をJRが通過するときには20年前の豪雨災害を思い出した。車窓から養殖筏は見えるが桜島は全く見えない。(2013/6/21)

★江口浜

 妻が北海道から帰ってきて暑さにバテている。そうだろう、気温差が10度以上ある。外食をすることにしたが、ついでにドライブ、江口浜へ。物産館横に海浜公園があることを知らなかった。涼しい浜風に吹かれながら散歩し、最後は温泉へ。爽快。(2013/6/22)

★新幹線2

 梅雨の中休み、床屋に行った帰りに散歩した。いつものところで西之谷ダムを見ていたら、ゴーッという音、新幹線が来たらしい。九州新幹線はわが団地の真下を通り、ここでちょっと顔を出してすぐトンネルに入るモグラ新幹線である。デジカメなど持参していないので、慌ててケータイをカメラモードに切り替え、トンネルに入る寸前をキャッチ。レンズを金網の中にチャンと入れればピントが合っただろうに、間一髪だったから金網にピントが合ってしまった。幸いケータイのカメラは固定焦点だからそれほどピンぼけでもなかった。(2013/6/23)

★徳川園

 静岡に行く用事が出来たので、前日、卒業生と呑むことになり、名古屋に来た。折角だから朝早く出て徳川園を見学することにした。江戸の大名庭園と似たり寄ったり、バックに高層ビルが入る。このショットだけ近代ビルが写らなかった。池には大きな色鯉が泳いでいて、外国人が餌やりに興じていた。隣の徳川美術館には昔行ったことがあるが、あまり覚えていないので、もう一度入ってみた。源氏物語絵巻は国宝だから模造品が置いてあったが、平家物語絵巻は面白かった。刀剣・鎧兜・能舞台など、見ているうちに、やっと昔見たことを思いだした。(2013/6/27)

★アートに生きた女たち

 卒業生の会社は金山にある。金山に行ったら、名古屋ボストン美術館なるものがあった。ボストン美術館と提携しているらしい。「アートに生きた女たち」という企画展をやっていた。19世紀に女性の画家は珍しい。社会的制約の中で頑張って描いてきた迫力を感じた。(2013/6/27)

★薩摩土手

 静岡は安部川の扇状地、駿府城の堀も伏流水である。川が暴れて流路を変え、城下に来たら大変である。そこでそれを防ぐ堤防づくりを家康は薩摩藩に命じた。いわゆるお手伝い普請。それがこの薩摩土手、一名権現様堤である。木曽川の宝暦治水は有名だが、ここにも薩摩が関わっていた。東京はじめ、他県のインフラ整備にずいぶん貢献してきたのだから、もう少し鹿児島のインフラにも国費を投じて欲しいものだ。(2013/6/29)

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更新日:2013年6月29日