鹿大防災センター/群雀/上場高原/湯川内温泉/ヤシ/サザンカ/稲刈り/ソバ/平安時代の鹿児島/イナゴ採り/落ち穂拾い

鹿児島のご隠居(2012.10)


★鹿大地域防災教育研究センター

 今日から鹿大地域防災教育研究センターの特任教授とやらにさせられ、出勤した。今日は新しいパソコンや電話をセットするなど研究室の環境整備を行った。建物は農学部農場に接していて、稲穂の実った田圃が見える。隣接地のJT跡地では交通局や市立病院が建設中だ。(2012/10/1)

★群雀

 午後から地質調査業協会の講演会がある。バスに乗るため、昼頃農場の脇を通った。一斉に雀が飛び立ったのでビックリ。雀はこの頃めっきり姿を消して絶滅危惧種になりそうとのことだったが、ここでは元気だ。案山子代わりに猛禽類か何かの剥製を吊しておくところなど大学の農場らしい。でもアイディア倒れ、雀は全く無視していた。(2012/910/5)

★上場高原

 新聞に出水市上場高原のコスモスが見頃とあったので、出かけた。天気は快晴、花は満開、20~25万本ある由。年々見事になるようだ。平地は暑いほどだったが、さすがに高原と称するだけあって、風が涼しい。(2012/910/7)

★湯川内温泉

 帰途、秘湯湯川内温泉に浸かる。床は砂利で、そこから温泉が湧出しているらしく、泡がボコボコ出てくる。浴槽は深い。ここは助教授時代、故露木利貞先生と入りに来たことがある。露木先生は豪華ホテルよりも鄙びた温泉がお好きだった。温顔を思い出した。(2012/910/7)

★ヤシ

 中央図書館まで本を借りに出かけた。業者がヤシ並木の剪定をしていた。ヤシの葉は大きいから、単なる落ち葉と違って当たるとケガをする。それで事前に落とすのだろう。このヤシ並木も老齢樹、そろそろ若木を育てておかないと、台風などで倒れたら大変だ。(2012/10/10)

★サザンカ

 生垣のサザンカがきれいに咲いた。今日は奥方は東京。学生時代の同級生が亡くなったので、クラス会で偲ぶ会をやるのだという。それで朝起きて、散ったサザンカの花びらを掃除することになった。掃いても掃いても、一風吹くとハラハラと散る。われわれもこのサザンカのように散る世代になったのだ。(2012/10/19)

★稲刈り

 朝の出勤時、農場内を通過したら、稲が半分刈ってあった。稲藁が捨ててある。学生達が手で刈るのだと思っていたが、コンバインか何かで脱穀しながら、藁を吹き飛ばしたのだろうか。(2012/10/22)

★ソバ

 鹿大農場にソバが植えてある。花盛りだ。現役時代の理学部と違って、今度は毎日農場の中を通って通勤、なかなか楽しい。(2012/10/23)

★平安時代の鹿児島

 胃カメラを飲みに谷山の生協病院まで出かけた。ついでに考古歴史館を覗いた。「平安時代の鹿児島」という企画展をやっていた。今、大河ドラマで平清盛をやっている。彼が情熱を燃やした宋銭が鹿児島にも流通していたようだ。そう言えば、鹿児島には平家ゆかりのところが多い。(2012/10/24)

★イナゴ採り

 刈り入れの終わった農場に付属小の子供たちが捕虫網を持ってやって来た。イナゴ採りだろうか。私が子供の頃は敗戦直後、イナゴは貴重なタンパク源だった。(2012/10/25)

★落ち穂拾い

 先日は付属小の学童が昆虫採集に来たが、今日は鳩が群れている。落ち穂拾いをしているらしい。農場は格好の餌場だ。(2012/10/29)

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更新日:2012年10月29日