本所のフンちゃん見てある記(2006.10)


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★霧島アートの森

 今日は帰京の日、晴天なので空港へ行く前に霧島アートの森へ立ち寄ることにした。野外に作品が点在している。散歩にはなかなか良いコースだったがモダンアートはやはりよく分からない。芝生でおにぎりを食べた。青空の下でのおにぎりは最高である。(10/4)

★栗野岳レクレーション村

 ついですぐ隣にある栗野岳レクレーション村へ。国鉄山野線廃線時の枕木を利用した日本一という階段を上った。展望台では涼しい風が吹いて、「この空気が一番のご馳走」というキャッチフレーズはその通りと思った。(10/4)

★すみだ郷土文化資料館

 昨夜来の嵐も止んで朝から晴天、浅草まで散歩に出かけた。途中、すみだ郷土文化資料館に立ち寄った。企画展「水害をのりこえて」をやっていた。講義に使えそうな図や写真があったので、撮影を申し入れたが、ダメだった。(10/7)

★池波正太郎記念文庫

 台東区立生涯学習センターに池波正太郎記念文庫がある。代表作『鬼平鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』などは全部読んだ。関連する資料が展示してあり、興味深かった。ちょうど風間完挿絵原画展「真田太平記」をやっていた。(10/7)

★かっぱ寺

 かっぱ橋道具街が翌日からのかっぱ橋道具まつりを準備していたので、思いついて曹源寺通称かっぱ寺にお参りした。合羽川太郎が私財を投げ出して掘割工事を始めたのに感激した隅田川の河童達が夜な夜な手伝ったという伝説がある。(10/7)

★隅田川

 帰途、駒形橋を渡った。昨夜の増水がまだ引いていない。川沿いの遊歩道が水没しているところもあった。ホームレスの人たちがテントを張っているところだ。どのように不安な夜を過ごしたのだろう。気の毒なことだ。福祉後退は許されない。(10/7)

★真姿の池

 今日も快晴、少し遠出をして国分寺崖線を歩くことにした。JR国分寺駅から段丘崖を下りたところに真姿の池がある。崖下から清水が湧き出していた。もっとも池自体はあまりきれいではない。(10/8)

★武蔵国分寺

 真姿の池からお鷹の道を通って武蔵国分寺へ。ここにも湧水がある。国分寺万棄植物園も併設されている。戦後、住職が集めて栽培を始めた由。現在の国分寺の前には古代の国分寺や国分尼寺の遺跡がある。(10/8)

★貫井神社

 崖線に沿ってはけの道を歩くと貫井神社に着く。ここも湧水で有名である。かつてプールもあったという。裏手の山にも道がついているが、「蜂に注意」との看板があったので、退散。(10/8)

★滄浪泉園

 滄浪泉園で昼食のおにぎりを食べる。波多野古渓の作ったものだという。犬養毅の筆になる門標がある。やはり「はけ」から清水が湧いていた。「自然のあるべき姿をそのまま残す」という方針だとかで、落ち葉も掃いていない。これはこれで趣がある。(10/8)

★小金井神社

 途中に小金井神社があったので参拝。大きな銀杏の木があった。折からの強風でギンナンがバラバラ落ちてきて痛いほどだった。(10/8)

★武蔵野公園

 野川に沿って行くと武蔵野公園に出た。都内街路樹の苗を育てているのだという。バーベキュー広場が賑わっていた。なお、林内には地下雨水貯留施設があるとのこと。(10/8)

★野川公園

 武蔵野公園の隣には野川公園がある。きれいな湧水がこんこんと湧き出ていた。(10/8)

★近藤勇の墓

 どこか崖線らしい写真が撮れないかと、さらに野川に沿って歩く。建物が邪魔で良いところがない。「散歩ですか。近くに近藤勇の墓がありますよ」と声をかけてくれる人がいた。教わったとおりに行くと、龍源寺に出た。真ん中ではなく、勇の墓は看板の後ろのほうにある。(10/8)

★大横川

 いつも大横川親水公園を散歩するが、錦糸町から先は行ったことがない。そこで南下してみた。高速道路で分断され、その先は運河のままだった。(10/9)

★芦花公園

 今日の散歩は芦花公園。徳富蘆花の旧居だ。「自然と人生」そのもの、まさに晴耕雨読の田園生活を送ったところである。うらやましい。園内の蘆花記念館も見応えがあった。「人間は書物のみでは悪魔に、労働のみでは獣になる」とあった。自然の中に抱かれてこそ人間らしい人間になれると言いたいのだろう。同感。(10/15)

★粕谷村地蔵尊

 芦花公園西の交差点に小さなお地蔵様があった。狭い道の交差するところに、どかされもせず鎮座していた。元禄の頃、疫病や飢饉を救うために安置されたというが、交通事故のお守りにもなっているらしい。(10/15)

★世田谷文学館

 帰途、世田谷文学館に寄る。世田谷にはずいぶん多くの作家が住んでいたものだと驚かされる。大正の頃は根岸が文士村だったが、昭和の頃は世田谷が高級住宅街になったのだから、当然と言えば当然か。企画展「宮沢和史の世界」をやっていた。島唄は聴いたことがあるが、ほとんど何も知らなかった。彼の人間性を知ることができる良い展示だった。(10/15)

★The Koi Pond

 スマトラに10日間ほど行ってきた。まずはシンガポール・チャンギー(Changi)国際空港でトランジット。さすが世界一のハブ空港だけあって広い。一つの街のようだ。中にランで飾られた錦鯉の池があった。The Koi Pondという。Tancho, Hiutsuri, Shusuiなどと品種の説明書きがある。やはり日本から持ってきた錦鯉らしい。真鯉だけReal Koiとあった。(10/21)

★スマトラの果物屋さん

 翌日から地質調査、通りかかった町で見かけた果物屋さんである。さすがに南国、種類が豊富だ。カメラを向けたら、ポーズをしてくれた。(10/22)

★スマトラのお弁当屋さん

 今日もお弁当を買って地質調査。途中弁当屋さんに立ち寄る。ウインドウに飾られたご馳走を選ぶと、バナナの葉っぱにインディカ米をのせ、その上にそのご馳走をトッピングして包んでくれる。この日は川の中をじゃぶじゃぶ歩いた。猛毒のグリーンスネイクにも出遭った。(10/23)

★シバヤク温泉

 今日から巡検。シバヤク(Sibayak)火山を見に行った。ここには温泉があって賑わっていた。日本と違って水着で入浴する。(10/25)

★アサハン川

 世界最大のカルデラ・トバ(Toba)湖から流れ出す唯一の川アサハン(Asahan)川の出口近くで、子供たちが元気に泳いでいた。トバ湖も富栄養化しているそうで、ホテイアオイが流れていた。(10/26)

★サモシール島

 フェリーでトバ湖を渡りサモシール(Samosir)島に行く。ここはサモシール第一の観光地トモック(Tomok)である。バタック族の王様の住居と霊廟がある。家の前に立っているのはカラクリ人形で、音楽に合わせて踊りを見せてくれる。(10/27)

★バザール

 ここブラスタギ(Brastagi)は標高が高いから避暑地になっており、バザールが賑わっていた。子供たちが子馬に乗っていたり、テニスコートがあったりと、まさにスマトラの軽井沢である。(10/28)

★ベチャ

 インドネシアの交通はすさまじい。車とオートバイが無秩序に走り回る。派手に飾り立てたバスや乗り合いマイクロバスが超満員で走っている。その間をぬって有名なベチャも走る。インドネシアの人力車も今は大部分自転車からバイクに変わった。写真は早朝のメダン(Medan)市内。まだ交通量が少ない。(10/29)

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更新日:2006年10月30日