本所のフンちゃん見てある記(2006.2)


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★蝸牛庵跡

 今日は冬晴れである。寒い。東向島まで散歩に出かけた。向島有季園で路地尊を見てから露伴児童遊園までやってきた。幸田露伴の蝸牛庵跡である。「運命」の一節を刻んだ文学碑があった。「洪水(こうずゐ)天に滔(はびこ)るも、禹(う)の功(こう)これを治め、…」とある。そう言えば、蝸牛庵は明治43年(1910)の水害で浸水被害を受けたことがあったとか。なお、蝸牛庵は現在明治村に移設されている。(2/5)

★ユートリヤ

 帰途、ユートリヤ・すみだ生涯学習センターに立ち寄り、プラネタリウムを観る。そう言えば、東京に来てから星を見たことがなかった。(2/5)

★アフリカの骨

 昼休み東京大学総合研究博物館に出かけた。10周年記念特別展示『アフリカの骨、縄文の骨―遥かラミダスを望む』をやっていた。「動いている」研究の実況中継を意図したとのこと。アフリカと縄文との関連が今ひとつだったが、人類の祖先に関する新知見を知ることが出来て面白かった。(2/8)

★法性寺

 法性寺はわが家に近い。江戸時代から柳島妙見と呼ばれた古いお寺である。いつも何気なく通過していたが、「昔ばなし柳塚」の小さな看板に気づいたので中に入ってみた。落語界の柳派の記念碑らしい。その他、いろいろな石碑があった。(2/11)

★亀戸天神

 梅まつりが始まったというので、亀戸天神に詣でた。チラホラどころかチラッ程度しか咲いていない。蝋梅が咲いていた。(2/11)

★亀戸銭座

 天神様から横十間川沿いに南下したら亀戸銭座跡の石碑にぶつかった。ここで寛永通宝を鋳造していたとのこと。(2/11)

★おいてけ堀

 錦糸町までやってきた。ここは本所七不思議で有名なおいてけ堀の跡である。ちょっとした公園になっていた。(2/11)

★すみだ産業会館

 最後に錦糸町駅前のすみだ産業会館に立ち寄る。昔懐かしいアイロンが展示されていた。(2/11)

★あびこ観音寺

 大阪に用があってやってきた。ついでに吾彦観世音に参拝。何でもわが国最古の観世音菩薩で、聖徳太子が建立した寺院だという。(2/13)

★香取神社

 香取神社で梅まつりがあるという。亀戸の香取神社ではなく小村井の香取神社である。梅はまだちらほらだったが、野点があったり、神楽殿では琴の演奏があった。甘酒を飲みながら、しばし琴の音に聞き惚れた。昔は小村井梅園といい、安藤広重の浮世絵にもなったとか。(2/19)

★緑と花の学習園

 帰途、曳舟たから通りを通る。すぐ近くに区立の緑と花の学習園があった。冬だから花はなかったが、大きな夏みかんが実っていた。(2/19)

★あずま百樹園

 少し行くと区立あずま百樹園がある。バードサンクチュアリを企図したのだとか。それにしては少々狭い。やたらとハトがいた。(2/19)

★湯島天神

 今日はうららか。昼休み、湯島天神の梅まつりに出かける。しかし、猿回しがいたり、露店が出たり賑やかだったが、肝心の梅は1分咲き程度。男坂のところに新しく「講談高座発祥の地」の石碑が建てられていた。(2/22)

★王子稲荷

 夕方、王子に出かけたら露店がズラッと出ている。何事かと思ったら、王子稲荷の凧市とのこと。火防御守護の奴凧を社務所で求める。ここは関東稲荷社の総社という。落語「王子の狐」の舞台として有名。(2/22)

★香梅園梅まつり

 先週の香取神社梅まつりは、まだほとんど咲いていなかったので、今日は再チャレンジ。今度は香梅園の梅も咲いていた。小村井梅園を再現したものらしいが狭い。香梅クッキーを買い求める。(2/25)

★葛飾あらかわ水辺公園

 東あづま大通りを通り、平井橋経由で平井大橋へ。荒川と中川の境に葛飾あらかわ水辺公園がある。今は冬だから当然荒涼としていたが、ホームレスの人たちの“住宅”がずらっと並んでいる。さぞ寒いことだろう。何となく遠慮して平井大橋を降りずにそのまま渡りきる。(2/25)

★新小岩公園

 新小岩公園は大きな桜の木に囲まれた運動公園。子供たちが野球をやっていた。半分は木立に囲まれた芝生公園と水の広場。小さな子が枯れ葉をかさこそ蹴散らして遊んでいた。孫を思い出した。(2/25)

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更新日:2006年2月25日