本所のフンちゃん見てある記(2005.10)


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★小松川親水公園

 今日は汗ばむ陽気、日頃の運動不足解消のため、小松川親水公園まで出かけた。小川は全長3.5km、結構水勢もあり、まあまあきれい。久しぶりでアメンボを見た。ハナミズキだけが多少紅葉して赤い実がなっていた。その写真を撮ろうとカメラを出していたらトンボが手に留まった。なかなか動かない。中央森林公園にはアスレチックなど遊具があり、子供たちが群れていた。(10/1)

★中川

 小松川親水公園の終点は中川、江戸川競艇場でモーターボートがレースの練習をしていた。(10/1)

★すみだまつり

 帰途、バスで錦糸町に出た。ちょうど錦糸公園ですみだまつりをやっていた。吉良だけでなく赤穂も友情出店していたので、鹽味饅頭(しおみまんじゅう)を買ってみた。饅頭の皮が落雁のようだ。びっくりしたが、うまい。(10/1)

★民謡踊り流し

 木と暮しのふれあい展を見るために木場公園まで歩き始めた。途中三ツ目通り付近で民謡踊り流しに出会った。すみだまつりの一環なのだろう。やはり東京音頭である。(10/2)

★木と暮しのふれあい展

 木場公園イベント広場では第25回木と暮しのふれあい展をやっていた。植林から耐震補強までさまざま、中でも子供向け工作教室が人気を呼んでいた。炭のコーナーではひょうたんやみかん、はてはパイナップルまで炭にして売っていた。1,000度を超す高温で焼くと何でも炭になるという。イガ付きの栗が一番見事だったが、壊さずに持って帰る自信がない。可愛らしい小さなひょうたんで我慢した。(10/2)

★イサムノグチ展

 木場公園のお隣は東京都現代美術館である。イサムノグチ展をやっていたので立ち寄った。東京府美術館の時代1926~1970という企画展も同時にやってた。これも見応えがあった。(10/2)

★礫川浮世絵美術館

 今日の昼休み、少し陽が出てきたので小石川まで昼食に出かけた。礫川(こいしかわ)浮世絵美術館という個人の美術館がある。藍は変色しないがグラデーションを着けにくい、それに対してツユクサは色あせしやすいが微妙なグラデーションが出せる、といった説明をお聞きしてなるほどと思った。こうした懇切な説明をお聞きできるのが小さな美術館のよいところだ。(10/6)

★京島南公園

 今日はどんより今にも降りそう。しかし、運動運動。京島方面に出かける。これは京島南公園。巨大なすべり台があり、子供向け、孫が来たらよろこぶだろう。(10/8)

★びっくら市

 キラキラ橘商店街まで来たらちょうど「びっくら市」という売り出しをしていた。狭い路地で下町の商店街らしい。おいしそうな豆大福を売っていたが、何のためのウオーキングかわからない、我慢我慢。(10/8)

★とげ抜き地蔵

 千石の深田研まで来たので巣鴨まで足を延ばした。学生時代庚申塚の東大豊島寮にいたから、こことげ抜き地蔵商店街は懐かしい。今では「おばあちゃんの原宿」とかで賑やかだ。確かに年配者が多い。(10/15)

★庚申塚

 さらに足を延ばして豊島寮まで行くことにした。途中、庚申塚でお参り。ここの商店街庚申塚商栄会は40年前と大部分変わってしまった。石材店は前からあったような気がする。もちろん、都電荒川線は昔のままだ。(10/15)

★東大豊島寮

 この建物が昔住んでいた東京大学豊島学寮である。蔦が絡まり古色蒼然としていた。1962年竣工だから当然といえば当然だが、感無量。当時木造の東寮があったところにはきれいな「豊島国際学生宿舎」が建っていた。数年前、東寮を壊すときのさよならパーティーに招待され、屋外でバーベキューをしたことを思い出した。(10/15)

★鹿大田の神様

 久しぶりに古巣の鹿大にお邪魔した。玉利池の田の神様(たのかんさあ)には秋らしくリンドウが供えてあった。誰が供えるのか、花が途絶えたことがない。昔、自然災害の中で虫害は一番恐ろしいものだった。イナゴやウンカが発生すると、収穫が皆無になってしまうからである。土砂災害や水害なら、危険地域に住まなければよいなど、何らかの対策がある。農薬のない時代、虫害は神頼みしかない。そこで薩摩領内の田んぼには至る所に田の神様が祀られている。鹿大構内の田の神様は高等農林時代に彫刻の得意な職員が作ったのだという。(10/20)

★大野岳


 東京都比べて鹿児島はさすがに暖かい。そこで家族と頴娃町の大野岳に行ってきた。ここは360度眺望がよい。池田湖から開聞岳、東シナ海も見える。今日は残念ながら少しガスがかかっていた。(10/22)

★番所の鼻公園

 大野岳から枕崎へ出る途中、番所の鼻公園に立ち寄った。伊能忠敬が絶景と讃えたとか。鳩山一郎の書になる石碑が建っていた。確かに開聞岳がきれいに見える。伊能忠敬大図を見たことがあるが、隠居してから、よくもまあこんなところまで来たものだ。(10/22)

★火の神公園

 枕崎港のお魚センターで食事をしてから火の神公園へ。突端に立神岩がある。海の色がきれいだ。(10/22)

★鑑真記念館

 さらに坊津に向かい、リアス式海岸をドライブした後、秋目の鑑真記念館を見学した。ここは鑑真和上が上陸したところと言われている。毎年鑑真まつりが行われる由。(10/22)

★治水神社

 名古屋で学会があった機会を利用して、翌日、薩摩義士の史跡見学に出かけた。薩摩藩はお手伝い普請でずいぶん泣かされたらしい。21世紀の今、都会で集めた税金を使って田舎に道路を造るのはいかがかといった議論がある。これに対し鹿児島の人は、300年も中央の社会資本整備に貢いできたのだから、多少は見返りがあっても良いという。ここ宝暦治水の現場に来てみると、なるほどという気がする。(10/29)

★白鳥温泉

 鹿児島には紅葉がないと思っていた。寒くならないからである。霧島は標高が高いので、もしやと思ってやってきた。霧島の北側、白鳥温泉ではそれはそれは見事な紅葉が見られた。しかし、山の南側は台風で葉先が痛めつけられたためか、あまりきれいではなかった。(10/30)

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更新日:2005年10月30日