本所のフンちゃん見てある記(2004.12)


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★箱崎宮

 九大に用があって出かけた。次の会議まで少々時間が空いたのですぐ近くの箱崎宮(筥崎宮)へ参拝した。日本三大八幡の一つとのこと。楼門の真正面に「敵国降伏」の額が掲げられている。文禄3年に建造されたというから、元寇時の国内の緊張感が伝わってくる。付属の花庭園にも行った。熟年女性たちが句会を催していた。(12/3)

★鹿児島市立ふるさと考古歴史館

鹿児島市立ふるさと考古歴史館に行ってきた。もちろん考古が中心だが、テフラの剥ぎ取りもあった。(12/11)

★谷山神社

 ふるさと考古歴史館に行ったついでに裏山にある谷山神社に参詣した。合併前の谷山市の産土神だが、今は人影もない。祭神は懐良(かねよし)親王というから、ここにも南北朝の戦乱が及んでいたのだ。(12/11)

★わが家のお墓転倒

 中越地震調査で山古志村に行く際、村境に近い栃尾市中野俣にある菩提寺に立ち寄った。わが家のお墓はやはり見事に倒壊していた。笠が付いていたのでトップヘビーだったのである。住職がおっしゃるには納骨室まで破壊されたものもあったという。それに比べればまだマシである。早速復旧をお願いしたら、雪解けを待ってとのこと。余震を心配しておられるのだろう、無理もない。(12/19)

★湯島天神

 勤務先の賀状を自宅のプリンターで作る予定だったが、運悪くパソコンのCDドライブがクラッシュ、ところがノートパソコンにははがきソフトがインストールされていない。やむなく休日出勤した。上天気なので帰りに上野まで散歩する。まず湯島天神に参拝。梅の咲いていないこの時期、閑散としているだろうと思ったら露店が出ている。やっと気がついた。受験生の神頼みである。お宮参りの赤ん坊もいた。露店でカルメを売っていたので一つ買い求める。何十年ぶりだろう。亡母とお玉杓子で作ったことを思い出した。(12/23)

★下町風俗資料館

 池之端に下町風俗資料館がある。エノケン特別展をやっていたので立ち寄った。エノケン・ロッパ・金語楼といった面々の写真が展示されていた。ただし、私はまだ子供だったから、ラジオで声を聞いた程度だが。常設展は洗濯ダライなど懐かしいものがいっぱいあった。けん玉など昔の遊び道具が置いてあり、自由に遊べるようになっているのはよい。(12/23)

★浅草寺

 仲見世にバッグを買いに立ち寄った。繭玉が飾られ、正月を迎える飾り付けがしてあった。少し寒いので甘酒を飲む。(12/23)

★島津牡丹展

 仙巌園で牡丹展をやっているというので妻と出かけた。島津家の家紋は丸に十字だと思っていたら、牡丹紋もあるのだとのこと、それにちなんでの展覧会である。南国鹿児島でワラの雪囲いとはと不思議に思ったが、牡丹は風で散りやすいから風除けなのだろう。昔から「立てば芍薬、座れば牡丹」と形容されてきたが、やはり美しい。(12/26)

★旧田中別邸

 ついで福山町に回り、町文化財の旧田中別邸を見学した。田中省三氏が大正年間に造った和風庭園である。(12/26)

★桜島

 牧ノ原台地にある温泉ホテルに泊まった。桜島に沈む夕日が見事だった。(12/26)

★烏島

 今日は輝北町の上場公園に出かけたが、風が強くて退散、大隅湖を経て桜島へ。写真は烏島埋没跡の公園である。学生時代に来たこともある。この石碑に刻んである坪井先生も有田先生も当時はお元気だった。(12/27)

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更新日:2004年12月27日